２００７年に代表取締役として就任してから現在に至るまで「事業は拡大させるより永続させるよう取り組むべき」という信念で事業運営を行ってまいりました。

会社は誰のためにあるのかというと、まず「会社は株主のためにある」という考え方ができます。また会社は、従業員やその会社の商品やサービスなどが必要な取引先など、「会社に関わる全ての人のためにある」という考え方もでき、私は後者を重んじて経営してきました。

いづみ美術印刷株式会社は、これまで「たのしくやりぬく」の理念のもと「事業の継続は力なり」を実践することで従業員はじめ会社に関わる全ての人のお役にたってきたと自負しております。そしてこれからも、事業継続を通じ貢献していく所存であることに変わりはなく、実現を期すためにも私自身は２０３４年に引退して今後活躍が期待される後継者たちに事業運営を託すこととしました。そのあかつきには関係する皆様に事業のバトンタッチについてご理解いただくため、後継者をはじめとする人材育成や事業構造の再構築を時間をかけて入念に進めているところです。そして世の中から「いづみ美術印刷株式会社は小さい会社だが必要な会社だ」と思ってもらえるよう私自身の仕事の集大成として臨んでいくこととしました。

これからも進化していく、いづみ美術印刷株式会社にどうぞご期待ください。

代表取締役社長　 今井　勝也